マジかよマヨルカ、皆既日食で8月12日バイクも車も通行制限
来たる8月12日、ヨーロッパでも有数の観測スポットとなるマヨルカ島で、皆既日食を見ようと大勢の人が詰めかける見込みだ。ところがバレアレス政府が発表したところによると、なんと同日の午後3時から9時まで、島内の主要道路で車やバンはもちろん、バイクや原付まで含めた全 motor vehicle に通行制限がかかるという。
「もうバイクですり抜けも許されないの?」と思ったあなた、その通り。当局は「二輪車や原付の一般免除はありません」と明言している。つまり、どんな乗り物でもアウト。ただし「島全体を閉鎖するわけではない」とも強調しているので、完全に足止めをくらうわけではないらしい。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro 規制が特に厳しいのはプラジャ・デ・パルマ地区で、午前8時からスタート。さらにサンタ・ポンサでは前日の8月11日から24時間前倒しで運用が始まる。道路閉鎖は混雑や駐車場の満杯、安全上の問題が生じた場合には早まる可能性もあるとのこと。
影響を受ける道路リストを見ると、マヨルカの観光名所がずらり。Sant Elm や Andratx、Estellencs、Valldemossa、Deià、Sóller など、いかにも観光客が行きたがるエリアが軒並み対象だ。フォルメンテル灯台への道(Ma-2210)やエス・トレンクへのアクセス路(Ma-6040)も規制区間に入っている。
当局は「ビーチや展望台、自然エリアから最後の瞬間まで離れないのはやめて」と警告。渋滞や迂回、警官の指示で大幅に移動が遅れる可能性があるからだ。また、道端や緊急車両の通路への駐車は禁止。さらに山火事リスクを理由に、たき火やバーベキューも厳禁だ。
物流にも影響が出る。規制中は一般の納品業者は制限区域に入れない。プラジャ・デ・パルマでは、工事や配送の事業者が区域内で作業するには、該当施設の従業員として登録しなければならない。
このニュース、イギリス人の間では早くも話題沸騰。マヨルカは英国人観光客に大人気のリゾート地で、毎年多くの旅行者が訪れる。8月12日の皆既日食を狙って予約を入れていた人たちは、移動手段をよく考えないと、せっかくの天体ショーを見る前に路上で足止めを食らうハメになりかねない。
「でも、どうやって現地に行けばいいの?」という声が聞こえてきそうだが、現時点で当局は代替交通手段について具体的な案内を出していない。自家用車やレンタルバイクが使えないとなると、タクシーやバスも規制の影響を受ける可能性が高い。まさに「日食を見るなら歩け」と言わんばかりの対応だ。
ちなみに規制は午後9時で終了とされているが、状況次第で延長もあり得る。日食自体は夕方に起こるので、見終わった後の帰宅ラッシュが最大のピークになりそう。ビーチで余韻に浸っている余裕はなさそうだ。
もしあなたが8月12日にマヨルカにいるなら、覚悟しておいたほうがいい。皆既日食は空を見上げれば楽しめるが、地上は地獄の大渋滞。せめて徒歩か自転車を準備するのが賢い選択かもしれない。
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