母と2歳児の遺体発見、生後間もない赤ちゃんだけ依然不明…警察「生存は絶望的」
オーストラリアで痛ましい事件が発生。南オーストラリア州ポートマクドネルの沖合で、36歳の母親と幼児(2歳とみられる)の遺体が相次いで見つかった。問題は、この母親が同日中に一緒にいたはずの生後1年未満の赤ちゃんだけが、まだ見つかっていないことだ。
警察と救急隊は7月27日午前11時過ぎ、エンジンがかかったままの車が港の西側で見つかったとの通報を受け現場に急行。その後の捜索で女性と幼児の遺体を回収したが、乳児だけは依然として行方不明のままだ。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 現地のトレント・コックス警視は「赤ちゃんはその日、母親と一緒にいたことは確認されている。だが、車を離れる時点で赤ちゃんが母親と一緒だったのかどうかは、まったくの推測の域を出ない」と説明。「正直なところ、私にもわからない」と率直に語っている。
さらに警視は「あらゆる可能性を排除せずに捜査している」としつつも、「あまり良い結果を期待していない」と厳しい見方を示した。「生後1年未満の子どもだ。どのような条件下でも、もし水中にいたら生存能力には大きな疑問が残る」とコメント。
初日の捜索は夜になり海の状況が悪化したため中断。現地では波の高さが約1.5メートルに達し、サーフィンで言うところの「頭2つ分」のうねりが押し寄せる荒れた海況が続いている。水温は15度、気温は12度とかなり冷え込んでおり、赤ちゃんが水中にいようがいまいが、非常に過酷な環境だ。
「こんな事件は起きてほしくない。しかし我々は緊急サービスの安全だけでなく、ボートで協力してくれている多くのボランティアの安全も確保しなければならない」と警視。2日目の捜索も厳しいコンディションが予想される中、警察は「行方不明の子どもを必ず見つける」と意気込んでいる。
警察は女性が乗っていたとみられる白いいすゞMU-X(南オーストラリアナンバーS592 BJR)の画像も公開し、同日にマウントガンビアやコンプトン、ポートマクドネル周辺でこの車両を目撃した人に情報提供を呼びかけている。
「家族がどんな気持ちか想像もできない。緊急サービスや地域社会にとっても、対処するのが本当に辛い悲劇だ」——警視の言葉が、事件の深刻さを物語っている。
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