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ベルリン・プライド襲撃犯、警察の銃撃で死亡…21歳の男が起こした悲劇

2026年7月27日
ベルリン・プライド襲撃犯、警察の銃撃で死亡…21歳の男が起こした悲劇

ベルリンで開催中のLGBTQ+最大級のイベント「ベルリン・プライド」の最中、悲劇が起きた。現地時間7月25日夜10時ごろ、男がレンタカーの白いバンをティアガルテン地区で暴走させ、歩行者に突っ込んだ。さらに車を木に衝突させた後、今度はマチェット(山刀)のような刃物で複数の人を襲撃。1人の女性が死亡し、少なくとも29人が負傷する惨事となった。

犯行後、男は逃走。警察が追跡し、翌26日午後6時ごろ、ベルリン西部のシュパンダウ地区にあるガーデンコンプレックス(庭園施設)で発見された。警察によると、男は「刺突武器を持って緊急隊員に突進してきた」ため、特殊部隊SEKが銃を発射。目撃者によると、数分間隔で2回の銃声が聞こえたという。男は現場で救命措置を受けたが、午後6時34分に死亡が確認された。

容疑者はアブドゥル・バロウト(21)。ドイツ国籍でレバノン系の背景を持つ。警察は彼を以前から把握しており、なんと過去にイスラム国(IS)への加入を試みた経歴があった。2024年6月には禁止されているISのプロパガンダをInstagramに投稿。検察によれば「ISの武力闘争に参加したいという願望を抱いた」という。さらに、彼には刑事裁判での有罪判決があり、1年10か月の刑を言い渡されていたが、執行猶予がついていた。

ドイツのアレクサンダー・ドブリント内務大臣は記者会見で「ここに見られるすべてのことは、イスラム主義テロ攻撃であることを示している」と断言。容疑者について「これまでに多くの犯罪、過激化、イスラム主義シーンとの関わりで注目されていた」と説明した。ベルリン市のイリス・シュプランガー内務上院議員は「安全当局が攻撃者を迅速に発見したことに感謝する。これは途方もない成果だ」と語った。

「海外」でも「LGBTQ+」でもなく、ただの悲しい現実。21歳の若者がなぜこんな道を選んだのか。執行猶予が付いた判決の是非も問われるだろう。犠牲になった方々のご冥福を祈るばかりだ。

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