フランス山火事、ボルドー目前まで迫る…消火のカギ握る「この数時間」
フランス南西部のワイン産地として有名なボルドーが、今まさに山火事の脅威にさらされている。人口85万人を抱えるこの都市の周辺では、連日のように気温が上昇。なんと本日は38度、明日には41度にまで達する見込みで、乾燥したコンディションが火災をさらに拡大させているという。
フランス気象局(メテオ・フランス)はジロンド県に黄色の高温警報を発令。消火活動にとって、この数時間が正念場だと専門家も警戒を強めている。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 実際、内務大臣のローラン・ニュニェス氏によれば、フランス全土で山火事により焼失した面積はすでに42,000ヘクタールを超え、これはパリの約4倍の広さに相当するというから驚きだ。ジロンド県の森林火災対策責任者を務めるレミ・ラスレイユ氏は、「過去5〜6日間で約42,000ヘクタールが焼けた。ただ、昨夜はそれ以上拡大していない」とコメント。焼失した住宅はすでに240棟に上っている。
消火にあたる消防士は2000人以上。さらに他のヨーロッパ諸国からの航空支援も入り、消防隊は火の端に大規模な防火帯を設けて、なんとかボルドー市街地への延焼を防ごうと必死だ。避難所となっているボルドー展示場には約660人が身を寄せている。
ボルドー南西の郊外ペサックに住むニコル・キルフェンさん(54)は、英国から移住して25年以上になるベテラン住民。「街はもうパンク状態」と語り、友人の結婚式を早退して避難の準備を始めたという。彼女は「みんなバカンスをキャンセルして逃げている」とBBCに話している。
さらにエマニュエル・マクロン大統領が月曜日にジロンド県を視察した際には、「これは第二次世界大戦以来最も厳しい事態だ」と異例のコメント。「まったく前例のない山火事に直面している。私たちが対処しているのは、これまでに記録された中で最も深刻な状況だ」と述べ、国民に警戒を呼びかけた。
これだけの規模になると、もはや「山火事」というレベルを超えている。ワイン好きにはたまらないボルドーが、まさか火の海になるとは。今後の消火活動の行方に、世界中が注目している。
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