イギリスで3割の子どもが「親よりAI」に相談…衝撃の調査結果
「最近の子どもは親よりAIと話す」——そんな話を聞くと、つい「うちの子は大丈夫かな」と不安になる親御さんも多いはず。でも、これは決して他人事じゃない。イギリスで行われた最新調査によると、なんと18歳未満の30%が、親よりもAIチャットボットに助けや会話、交流を求めているという。
研究者たちはこれを「若者の行動における深刻な変化」と表現。さらに、4人に1人以上の親が、自分の子どもが実際に会ったことのない誰かとオンライン上で友情を育んでいる、と報告している。もう「ネットの友達」は特別な話じゃなく、日常になりつつあるんだ。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro 調査を実施したのは、サイバーセキュリティ大手ノートンの「Norton Insights Report: Connected Kids」。その結果、親の3分の1が「子どもはAIが誤った情報や誤解を招く情報を生成しうると理解していない」と考え、40%が「子どもはAI生成コンテンツと本物の違いを見分けられない」と不安を感じていることがわかった。
実際に子育て中の母親の声も紹介されている。ノーサンバーランドに住むルイーズ・リドルさん(2人の男児の母)はこう話す。「うちの子たちがAIを使って友達関係をうまくやろうとしているのに気づきました。夫が亡くなったんですが、転校先の新しい友達にそのことをどう伝えたらいいか、ChatGPTに相談していたんです。以前なら私に話してきたような内容です。今やAIが日常の一部になり、最初の相談相手になっています」。
調査では、親の75%が「AIを使って自分の子どもの偽画像や偽の会話が作られるのでは」と恐怖を感じていることも判明。これに対し、半数以上の親が「子どものオンライン活動をより注意深く監視する」「AIリスクについて話し合う」「特定のアプリやプラットフォームへのアクセスを制限する」といった対策を取っている。
ノートンのグローバルスキャム研究責任者、レイラ・ビルゲ氏は「AIは『知らない人に注意』という概念をまったく新しいレベルに引き上げている」と警鐘を鳴らす。「親はここ数年、AIが子どもにもたらす新たなリスクに追いつこうと必死です。UK政府がソーシャルメディア禁止などの取り組みを進めていますが、万能薬ではありません」。
ビルゲ氏はさらに「まずは子どもが自分よりAIに詳しいかもしれない、という認識を持つことから会話を始めるのが良いでしょう。オンラインで見たものや、デジタル空間でできた友達、混乱した出来事について定期的にチェックすることを避けず、オープンな対話を続けることが重要です」とアドバイスしている。
「見たものが信じられない時代」と言われる今、親子の会話もアップデートが必要なのかもしれない。
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