44本の高級ワイン盗難容疑で男逮捕…山火事で避難中の住宅を狙う
フランス南西部で続く大規模な山火事。避難を余儀なくされた住民たちが頭を抱える中、まさかの“便乗犯”が出た。なんと、燃え盛る炎から逃れて無人となった住宅から、高級ワイン44本が盗まれたというのだ。
逮捕されたのは、7月25日にジロンド県エジーヌで現行犯確保された男。警察が民家の前に不審な車両を発見し、確認したところ車内からワインが見つかった。容疑者は現在も拘束中で、どうやら避難で一時的に不在になった家を狙ったとみられる。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon この山火事、ただの火災じゃない。すでに約4万2000ヘクタールが焼失し、ジロンド広域圏だけでも20万人以上が避難。さらにスペインでも11万6000人が家を追われるなど、欧州全体を揺るがす大惨事となっている。ボルドー空港のホテルゾーンも避難指示が出たが、飛行機の運航は続いているというから、まだ完全に火の手は収まっていない。
フランス政府は、避難エリアの警戒と略奪防止のため、約1200人の国内治安要員を投入。「空き巣を絶対に許さない」体制だ。政府報道官は「ボルドー全体の避難は現時点で予定なし」としつつも、「異常な火災」と表現し、極めて慎重な姿勢を崩さない。
地元セスタス市のジェローム・ステフ市長は「これまでに見たことのない規模の火災」と警戒。熱波が再来する前に「時間との闘いだ」と危機感をあらわにした。フランス消防連盟のダヴィッド・アノテル中佐も、「2022年のランダラス火災と同様の長期戦になる」と予測。「この2、3日で火の勢いを弱めないと、気温が上がったらさらに厳しい戦いになる」と説明する。
火事で家を失う恐怖に加え、避難先で「自宅が荒らされた」と知らされるダブルパンチ。犯人には「非常時に何やってんだ」とツッコミたくなるが、それ以上に、消火活動に奮闘する消防士たちにエールを送りたいところだ。
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