ギリシャ山火事、クレタ島で約8000人が避難…消防士2人死亡
ギリシャの人気観光地が、制御不能な山火事の猛威に見舞われている。クレタ島北部の都市レティムノでは、時速約128キロの突風にあおられ、一晩で約8000人が避難する事態となった。
当局によると、すでに複数の住宅や広範囲の農地が焼失し、地域社会に甚大な被害が出ている。さらに悲劇的なのは、消火活動中に消防士2人が死亡したことだ。ギリシャ消防局長のテオドロス・バギアス氏は、犠牲者を58歳のエマヌイル・ストラティダキス氏と25歳のパンテリス・ディアマンタキス氏と特定し、2人は木曜日に葬儀が行われた。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro 別の消防士1人は、ペロポネソス半島南部の港町ギシオ近くで意識不明の状態で発見され、その後死亡が確認された。
クレタ島の状況は改善しつつあるものの、キリアコス・ミツォタキス首相は「困難な日々が続く」と警告。実際、7月30日午後にはパロス島で新たな山火事が発生。同島では先週も数日間にわたって燃え続ける火災があり、消防隊は人気リゾート地の南部と南東部で複数の火の手と格闘していた。火災は火曜日正午ごろカンピ地区で発生し、いったん鎮圧されたものの、空中消火活動が夜間中断されたことで再燃。約10の村で避難が行われた。
ギリシャだけではない。欧州全体が記録的な山火事シーズンに見舞われており、特にスペインとフランスの被害が深刻だ。先週水曜以降、フランスとスペインでは約36万人が避難。フランス南西部ではボルドー近郊でパリの4倍の面積が焼失した。スペインの首都マドリードの当局者は「地域史上最悪の火災」と表現し、ペドロ・サンチェス首相は「気候の緊急事態は年々悪化している。火災との戦い、予防、復興に向けて団結が求められる」と述べた。
避難を余儀なくされた観光客や住民の不安は続く。欧州の暑さと乾燥がさらに火勢を強める可能性もあり、予断を許さない状況だ。
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