18cmのハサミを腹に置き忘れられた女性、3カ月間の激痛で生死の境をさまよう
ブラジルに住む3児の母、エリカ・クリスティーナ・バナイ・フォン・ホルホルツさん(42)が、まさに命がけの体験を告白した。今年1月に受けた子宮摘出手術で、なんと18センチもある手術用ハサミを体内に置き忘れられたまま、3カ月もの間「耐え難い」激痛に苦しめられたという。
「もう自分の中から何かが飛び出してきそうな感じがした。薬を飲んでも嘔吐も痛みも止まらなかった」とエリカさんは地元メディアに当時の恐怖を語っている。痛みで意識が混濁する中、病院に運び込まれた彼女を待っていたのは、まさかの発見だった。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro 4月11日、サンパウロ州ブラガンサ・パウリスタにあるサンタ・カーザ・デ・ミゼリコルディア病院で緊急手術が行われた際、医師たちはエリカさんの腹腔内に巨大な手術用ハサミが残されているのを発見。X線画像には、くっきりとハサミの形が写っていたという。
そこからが本当の地獄だった。ハサミが発見された時点で、エリカさんの小腸の一部はすでに壊死(えし)していた。結局、最初の子宮摘出を含めて計4回の大手術を余儀なくされ、4月の緊急手術でハサミを取り出した後も、ヘルニア修復と腸膿瘍(のうよう)のドレナージ、さらには重度の肝膿瘍の治療手術を受けるはめになった。
「今になって、どれだけ死に近かったのかがようやく実感できてきた。回復はしているけど、心理的にもまだ処理しきれていない。もう手術だけはごめんだ」とエリカさんは複雑な心境を明かす。
病院側は事態を受けて医療ミスを認め、治療費の負担やエリカさんの3人の子供への心理ケアを提供している。ただ、エリカさんによると、元の執刀医は手術前後を通じて、美容目的の「タミータック(腹部形成術)」を1250ポンド(約24万円)で執拗に勧めてきていたという。しかも7月に病院を訪れた時、その医師が相変わらず患者を診ているのを見て、さらなる衝撃を受けたそうだ。
現在はブラガンサ・パウリスタの特別民事刑事裁判所で訴訟が進められており、地元警察も業務上過失傷害の疑いで本格的な捜査を開始している。病院側は「個人の症例についてのコメントは控えるが、当局には協力する」としている。
「ハサミに関することは全部サポートしてくれているけど、精神的にはまだまだこれから」とエリカさん。医療ミスというより、もはやホラー映画のような話である。
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