23歳の心霊調査員「霊の匂いがわかる」元電気工が語る衝撃体験
「霊の匂いがわかるんです」――そう語るのは、イギリス・ウェスト・ミッドランズ在住の23歳、ハーヴェイ・モアさん。彼の本職はなんと心霊調査員。もともとは電気工として働いていたが、ロックダウン中にTikTokで心霊ライブ配信にはまり、気づけばスピリチュアルな世界にどっぷり浸かっていたという。
彼が最初に“異変”を感じたのは、実家の2階。何度も黒い服を着た男性が寝室のドアからドアへと歩いていく姿を目撃したそうだ。「足音も聞こえた。親に話したら、昔この家に牧師が住んでいたからその霊かもしれないって言われてね。その時、確かにあの世は存在するんだと思ったよ」。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon 今ではポッドキャスト「Unexplained Mysteries Paranormal」を運営し、自ら撮影・編集もこなすハーヴェイ。彼が取材するのは、いわくつきの場所ばかり。白い霧のようなものや、目の端に映る黒い人影。振り返ると消えてしまうが、確かにそこにいたという。「編集していると、その場では聞こえなかったノックの音や、女性のハミングが録音されているんだ。一度なんて女の子の笑い声が入ってて、チームの誰も聞いてなかったのにね」。
特に強烈だったのは、17世紀の埋葬地が公園になった場所での調査。霊が声を発するとされる「パラノーマルボイスボックス」を使い、「犯罪」「正義」「水」「パイプ」といった言葉をキャッチ。後で調べると、そこに眠るリチャード・ジェッソンという人物は著名な弁護士で、水道会社の創業者の一人だった。「事前に何の情報も入れずに現場に行くんだけど、後で調べると必ず歴史的記録と一致するんだ」。さらに彼の墓の前では気温が急激に下がり、周りに誰もいないのに「強い麝香のような香り」が漂ったという。
「調査が終わって帰ろうとすると、霊がこっちを引き留めようとするんだ。背を向けた瞬間に小枝や石を投げてくる。そういう時はもう『ここまで』って境界線を引かないと、エネルギーを吸い取られちゃうからね」。
最も怖かったのは、スタッフォードシャーの有名な心霊スポット、キャノック・チェイスでの出来事。調査中、車のロックが勝手に外れるのを目撃した。「目の端に光が見えて、車がロック解除された。バッテリーは上がってなかったけど、真っ暗でね。その場で調査を中断しようかと思ったよ。今でも忘れられない」。
そんな衝撃的な体験の連続にもかかわらず、ハーヴェイは「心霊調査は恐怖よりむしろ安らぎを与えてくれる」と語る。5年前に叔父のように慕っていた親しい友人を亡くした彼は、「この世界で苦しんでいた人も、あの世では平和でいられると思うと慰めになる」と話す。霊がいるかどうかはさておき、彼の真剣なまなざしは、見えない世界と向き合う一人の若者の物語としてなかなか興味深い。
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