英女性遺体スーツケース事件、容疑者は「拒絶された片思い」か
ギリシャ・アテネで起きた衝撃的な事件に新たな進展があった。英国人慈善活動家、エリザベス=ジェーン・ロスさん(38)がスーツケースに入れられ、廃ビルで遺体となって発見された事件で、逮捕された容疑者シャリフ・アフマドザイ(26)に「拒絶された恋心」が動機として浮上している。
ロスさんは7月15日に自宅アパートから姿を消し、3日後にホームレスがキプセリ地区の廃ビルで黒いスーツケースの中に遺体を発見。元警察官でアテネ警察組合のジョージ・カリアクマニス氏は「彼が彼女のアパートに行った理由は強盗目的ではない。何か別の理由がある。彼女に拒絶されたのか?何も排除できない」と語る。
エアコンなしで部屋を涼しくするならこの一台Airio Pro 関係者によると、アフマドザイは殺害を認めていないものの、「ロスさんに感情を抱いており、拒絶された可能性は否定できない」という。ロスさんは敬虔なクリスチャンで、容疑者の妻アライナさんとも友人関係だった。関係者は「彼女が自らその部屋に行くとは思えない。それが7月15日夜の口論の原因になったのか?」と推測する。
決め手となったのは、妻アライナさんの証言だ。彼女は夫が7月15日未明に姿を消したことに気づき、位置情報追跡アプリで夫がロスさんのアパートにいることを確認。さらに、夫から受け取った2550ユーロと新品のiPhoneに疑念を抱き、警察に通報した。ギリシャ警察は「妻と防犯カメラの証拠がなければ、この男を見つけることはできなかった」と述べている。
防犯カメラには7月16日、容疑者とみられる男がスーツケースを引きずる姿が映っており、彼は同じショートパンツを履いた自撮り写真をInstagramに投稿していた。アフマドザイは「遺体を捨て、銀行カードを盗んだ」ことは認めているが、部屋に着いた時にはすでにロスさんは死亡していたと主張している。
ロスさんは友人から「リサ」と呼ばれ、難民支援のためにギリシャへ渡っていた。故郷スコットランドの教会の牧師たちは「恵まれない人々を助ける止められない情熱」と「この世界を自分が見つけたままにしないという決意」を称えた。
アフマドザイは2016年にアフガニスタンを逃れ、パキスタン、イラン、トルコを経てギリシャに定住。難民キャンプで翻訳者として働く中でアメリカ人のアライナさんと出会い、キリスト教に改宗、2023年に結婚した。アライナさんの両親はこの結婚に反対しており、叔母は「家族は2人の結婚を望んでいなかった」と語っている。警察は拒絶がエスカレートし、英国人支援者がスーツケースに詰められ街中に遺棄される悲劇に至った経緯を詳しく調べている。
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