48歳女性、道路上の穴に2度転落で前歯7本失い手の機能も喪失
イギリス・ワイト島で、道路の穴にまつわる“ダブルパンチ”の悲劇が起きた。
48歳のアリソン・スミスさんは2024年11月、娘に会うためにボンチャーチの海岸通りを歩いていた。歩道がないためやむを得ず車道を歩いていたところ、足が深さ約5〜7.5センチ、幅30センチ以上の穴に引っかかり、転倒。さらに運の悪いことに、倒れた先にも別の穴が待っていた。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro 「足が穴に引っかかって、手で体を支えようとしたけど、顔面がもう一つの穴に激突して、歯がたくさん抜けたんです」とアリソンさん。血まみれになりながら路上に散らばった自分の歯を拾い集める姿は、まさに悪夢。駆けつけた娘は泣き声を聞いて異変に気づいたという。
翌朝、頬骨の骨折を疑って救急外来へ。X線検査で骨折は免れたものの、手首の痛みは数週間続き、今も“まともには使えない”状態だ。理学療法を受けているが、物を持ち上げることができず、カフェの仕事を辞めざるを得なかった。さらに、これまでに40万ポンド(約7600万円)を集めたフードボックス事業のチャリティ活動も断念。パートタイムでやっていた歌手活動も、上下の義歯をつけて歌い方を一から覚え直すはめになった。
「もう1年以上経つのに、以前できていたことができなくなった。食事もままならないし、歯がない状態で人前に出るのは自信を失いました」とアリソンさんは振り返る。
問題の道路は、以前からたびたび穴ぼこができては住民の不満の種だった。道路管理会社「アイランド・ローズ」は事故後、該当の穴を含む区間を補修・舗装し直したが、アリソンさんへの補償は拒否。「2024年10月の定期点検で問題は確認されず、法的な責任は認められない」と説明している。
アリソンさんは「もし私の母や高齢者が転んでいたら、死に至ったかもしれない。責任を認めて、失った仕事やの機能に対する補償をしてほしい」と訴えている。
道路の穴ひとつが、一人の女性の人生を根底から変えてしまった。しかも管理会社は「責任はない」の一点張り。この“穴の落とし前”、果たしてどうなることやら。
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