またもイタリア揺れる…ピサで震度4.3、観光客パニックも斜塔は無傷
イタリア中部トスカーナ地方で4日午前、マグニチュード4.3の地震が発生した。先月末にナポリ近郊を襲ったM4.7の地震に続くもので、現地は騒然としている。
震源地は世界的に有名な斜塔があるピサの西約7キロのサン・ピエロ・ア・グラード。震源の深さは8キロで、ルッカやマッサ・カラーラなどトスカーナ北部の広い範囲で揺れを感じたという。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon この地震で、ピサ市内では多くの人が建物の外に飛び出し、パニック状態となった。イタリア通信(ANSA)の取材に応じた男性は「強い揺れで、仕事中だったが全員が感じた。かなり長く続いた。その後、人々はオフィスを出始めた。最初は留まるべきかと思ったが、余震が来るかもしれないから外に出ようと言った。今は戻れるよう指示を待っている」と当時の状況を語っている。
地元消防には助けや情報を求める問い合わせが相次ぎ、鉄道は一部遅延や運休が出るなど、市民生活にも影響が出た。
幸い、ピサのシンボルである斜塔を含む奇跡の広場の建造物には被害が確認されておらず、けが人も報告されていない。ただ、ピサ市内では3世帯が住む1棟の建物に被害が出ているという。
地震発生後、イタリア市民保護省のネッロ・ムズメチ大臣はピサ市長に電話し、地域住民へのお見舞いと政府の支援を約束した。
また、本震の後には午後1時過ぎにかけて、最大で約10回の余震とみられる地震が観測されている。
今回の地震は、先月末にポッツオーリで起きたM4.7の地震の直後ということもあり、地元住民の不安は大きい。あの時は20人以上が負傷し、建物にも深刻な被害が出ていただけに、今回の地震でも「またか」という思いが広がっているようだ。
世界有数の観光地であり、多くの英国人観光客が訪れるピサ。今回の地震で観光客らが一時パニックに陥ったものの、大きな混乱には至らず、ひとまずは安心といったところだ。
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