24時間24分!驚異のノンストップ飛行を達成した旅客機がヤバい
オーストラリアのカンタス航空が、とんでもない記録を打ち立てた。なんと、旅客機が24時間24分も飛びっぱなしだったのだ。
その飛行機はエアバス製の新型「A350-1000ULR」。ULRは「ウルトラ・ロング・レンジ」の略で、まさに名前の通り。メルボルンを飛び立ち、太平洋と大西洋を横断し、フランス南西部のトゥールーズに着陸した。その距離、実に1万4338マイル(約2万3000キロ)。地球半周以上をノンストップで飛んだ計算になる。
これは高圧洗浄機と同等の強さで、電力不要BlastPro この記録破りのフライトは、2026年7月28日に実施された。飛行機追跡サイト「Flightradar24」によると、この便は同サイト史上2番目に監視されたフライトになったそうだ。しかも、飛行機は17ものタイムゾーンをまたいだというから、時差ボケも極限だろう。
これまでの記録は、2005年にボーイング777-200LRがマークした1万3422マイル(香港〜ロンドン、太平洋経由)だった。それを今回のA350が約1000マイルも上回ったわけで、まさに新時代の幕開けだ。
ただ、Flightradar24曰く、歴代最長のノンストップ商業飛行というわけではないらしい。その称号は、第二次世界大戦中にカンタスのカタリナ飛行艇が持っているんだとか。戦時中ってそんなフライトあったのか…。
カンタスはこのA350-1000ULRを12機発注済みで、238人の乗客を乗せられる。追加の燃料タンクには約2万1000リットルの燃料を搭載可能。来年10月から、いよいよシドニー〜ロンドン間の直行便を就航させる予定で、その距離は約1万573マイル(約1万7000キロ)、飛行時間は19〜22時間を見込んでいる。
ちなみに現在の最長定期便は、シンガポール航空のシンガポール〜ニューヨーク間(9537マイル、約19時間)。それを大きく更新しようというのだから、カンタスの野望は半端ない。さらにシドニー〜ニューヨーク間(9950マイル)の超長距離路線も計画中だ。
機体はトゥールーズの工場で組み立てられたあと、先週すでにトゥールーズからメルボルンへ19時間12分のフライトを済ませていた。その帰りの便で記録を叩き出したわけで、エアバスもカンタスも自信満々ってところか。
「24時間以上も機内に缶詰め? それはちょっと…」と思う人もいるだろう。でも、直行便ができれば乗り継ぎの手間や時間が大幅に減る。ビジネスマンにとっては朗報だし、旅行好きにとっても夢の路線になりそう。
ちなみに今回のテストフライト、離陸から着陸までずっと見守った飛行機マニアも多かったとか。そりゃあ、これだけのビッグニュースなら注目も集めるわな。
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