膝負傷で任務放棄のロシア兵、木に縛られ2日間穴に放置の壮絶リンチ
ロシア軍内部の驚愕の「処罰」実態が明らかになった。ウクライナ戦争で膝に重傷を負いながら戦闘を拒否したロシア人兵士が、木に縛られた上に穴の中に2日間も放置されるという衝撃的な懲罰を受けていたのだ。
独立系ロシアメディア「Astra」が報じたところによると、モスクワ州出身のアルチョム・フィリン(35)は、ロシア占領下のルハンシク地域で戦闘任務中に膝の半月板を損傷。痛みで任務を完遂できず基地に戻されたところ、司令官から制裁を受けたという。
冷房ゼロで涼しいミニギアAirio Pro 「将校らは男を罰として白樺の木に縛り付け、その後2日間にわたって穴に放り込んだ」とAstraは伝えている。さらに、負傷したまま戦闘に戻ることを拒否したフィリンは、司令官「トボル」から殴打されたとされる。
フィリンはもともと2016年から神経精神科の診療所に登録されており、過去には外傷性脳損傷を負い、三叉神経損傷による慢性的な顔面痛を抱えていた。訓練中に膝を痛めて杖をついて歩いていたにもかかわらず、戦闘任務を命じられていたというから驚きだ。
彼の経歴も異色で、もともとは薬物売買の罪で服役していたが、2024年11月にロシア国防省と契約を結び、早期釈放と引き換えに兵役に就いていた。ロシアは2022年以降、ウクライナ侵攻に14万人から18万人もの受刑者を動員してきたとされ、その末端で起きた悲劇とも言える。
フィリンと母親が苦情を申し立てた後、軍当局は逆に「AK-74突撃銃を紛失した」とする刑事事件を捏造したと彼は主張。「この銃は受け取ったこともなければ、受け取りにサインしたこともない」と否定し、尋問中に脅迫と拷問を受けたと訴えている。
その後も悲惨な状況は続き、榴散弾による負傷を負った後、適切な治療を受けるまでは前線に戻らないと拒否。すると今度は部隊放棄の罪で指名手配されてしまった。現在は逃亡生活中で、軍服を着た男たちや私服の人物が定期的に母親の家を訪ね、彼を探しているという。
「戦争に行けば地獄を見る」と言われるが、これは地獄の入り口すら通り過ぎているレベル。負傷兵を治療するどころか罰して穴に放り込む——これがロシア軍の「リアル」なのか。
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