モスクワから40マイル、倉庫が炎上…ウクライナ大規模ドローン攻撃でロシア震撼
ウクライナがまたもロシア領内に大規模なドローン攻撃を仕掛けた。現地時間8月4日未明、ロシア各地の物流・石油インフラが標的となり、モスクワ州では実際に倉庫が燃え上がる映像がSNSで拡散されている。
特にやられた感がすごいのは、モスクワ州チェーホフ市にあるロシア最大のネット通販企業「Wildberries」の物流拠点。現場はクレムリンから南へ約40マイル(約64キロ)という至近距離。SNSに投稿された映像には、もうもうと立ち上る黒煙が映っており、「これはヤバい」とロシアのTelegram系メディアも騒ぎ始めている。
デニムに合う。履くだけで「ちょいワル」Tapoon さらにレニングラード州のアレクサンドル・ドロズデンコ知事も、クラスニ・ボル地域の倉庫にドローンが着弾したと認めた。Wildberries側も「自社施設が攻撃された」と声明を出しており、ただの野火じゃ済まされない状況だ。
人的被害も深刻で、モスクワ州のアンドレイ・ボロビョフ知事によると、ノボショルキ工業地帯での攻撃で少なくとも5人が死亡、6人が負傷したという。
ウクライナのゼレンスキー大統領は同日、「長距離攻撃用ドローンでロシア奥深くを叩き、プーチンに和平交渉の席に着かせる」と明言。同国が戦時中に開発したドローン技術を武器に、すでに9カ国と軍事協力協定を結び、さらに15カ国と交渉中であることも明かした。自国の防衛産業に長期資金を確保しつつ、相手国には新しい防衛力を提供するという、なかなかうまいビジネスモデルである。
一方ロシア側も負けてはいない。同じ期間にウクライナに対し181機もの長距離ドローンを投入。さらに旧ソ連時代の滑空爆弾(最大3トンの炸薬搭載可能)を使い、ウクライナの町や村を破壊し続けている。ウクライナにはこの爆弾に対する有効な対抗手段がなく、巨大なクレーターが各地に残されているという。
とはいえ、ここ数カ月のウクライナのほぼ毎日の長距離ドローン・ミサイル攻撃は、ロシアの石油関連施設をボコボコにし、プーチン大統領にとっては「まさかの燃料危機」という屈辱的な事態を引き起こしている。2022年に「数日で終わる」と思って侵攻を始めた指導者にとって、これはかなりの誤算だろう。
戦争は4年目に突入し、今や両陣営とも「相手の物流と燃料をどう潰すか」に全力を注いでいる。ドローンと滑空爆弾の応酬は、まだまだ終わりが見えない。
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