「3311年から来た」男が公開した証拠写真、ネット民の指摘で即バレ
「私は本当のことを言っているし、証拠もある」。そう語る匿名の男性が、YouTubeチャンネルApexTVで「3311年から来たタイムトラベラー」だと主張し、3枚の写真を公開した。
彼いわく、1990年代に秘密裏に行われたタイムトラベル作戦に選ばれ、量子コンピューティングの神秘的な力で時間旅行が解決されたという。組織の名前は明かせないが、「私が説明するような組織は存在する。閉ざされた扉の向こうで秘密プログラムを実行している」と語った。
夜用眼鏡が運転手の間でますます人気になるナイトライダー 公開された写真は、空中に浮かぶ巨大な都市、未来の一般的な家とされる建物、そして家や木々の上を飛ぶ飛行車両の3枚。どれも約1300年後の世界を収めたと主張するが、鋭い視聴者たちはすぐに偽物だと見抜いた。
実は1枚目は7-themes.comにある山岳森林の壁紙に浮遊都市を合成したもの。2枚目はインド・南ムンバイにある実在の高層住宅「アンティリア」を加工した画像だった。アンティリアはインドの大富豪、ムケシュ・アンバニ氏の私有邸宅として知られる建物だ。
視聴者からは「これらの『写真』は日本のアニメ並みに本物っぽくない」「次はセルフィーを撮ってきて、フォトショップじゃないと証明してくれ」「浮かぶ都市は特に偽物っぽい。遠近感も光の当たり方もコントラストもめちゃくちゃだ」と手厳しいコメントが殺到した。
モンタナ州立大学のウィリアム・ヒスコック教授(時間旅行の専門家)は、時間の遅れ現象によって未来への一方通行の旅は可能かもしれないが、過去への時間旅行は「はるかに不確かな提案」だと指摘。アインシュタインの一般相対性理論の方程式には過去へ行ける解も存在するが、それが現実の宇宙で起こり得るのか、単なる数学上の奇妙な産物なのかは判断が難しいと説明している。
タイムトラベラーを名乗る人物は後を絶たないが、今回も「証拠」はあっけなく崩れた。未来から来たのなら、もう少し精度の高い加工技術を身につけてから来てほしいものだ。
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