自称2045年からのタイムトラベラー、2028年にエイリアン上陸を予言
「私は2045年から来ました」――そんなSFじみた主張をする男が2019年に撮影した動画が、最近になってネットで再燃している。彼の名はアダム・アーコン。自称タイムトラベラーで、なんでも2019年12月6日生まれだという。生まれる前の時代にタイムトラベルしてきたってこと? いやもう設定からしてぶっ飛んでる。
彼がYouTubeチャンネル「Apex TV」のインタビューで語った内容は、顔を隠し声も加工した状態で収録されたもの。なんと嘘発見器を装着しての撮影で、20の質問すべてに「嘘はない」と判定されたらしい。動画は130万回以上再生され、今もなお議論を呼んでいる。
彼の主張の核心はこれだ。「タイムトラベル技術は1981年に開発されたが、一般公開は2028年になる」「同じ2028年にはエイリアンが地球に着陸し、長年の政府の秘密が明かされる」と。さらに「現代のUFO目撃のほとんどは、未来から来たタイムトラベラーが歴史的瞬間を見に来ているだけ」とも語っている。なるほど、そういう解釈か。
2029年2月からは「ザ・ワン」というマイクロチップが右腕に埋め込まれ、健康増進・認知能力向上・決済機能を備え、現金は不要になるとか。2030年にはアメリカ政府が崩壊し、世界は大陸ごとに区分された単一政府のもとで「ディストリクト3」に組み込まれるらしい。さらに2033年には「ザ・ライト」というAIが新世界秩序を統治するとか。そして2045年には恐竜のクローンが実現し、本物の「ジュラシック・パーク」が公開されるという。Tレックスやトリケラトプス、ヴェロキラプトルがそこら中にいる未来…ちょっと見てみたい気もする。
ただし、専門家はこの話に懐疑的だ。矛盾点が多く、米国の法律では実現不可能な内容も含まれていると指摘。たとえば彼は別の動画で「2020年に深い分裂を引き起こすロボットが公開される」と予言したが、実際にはそんな騒動は起きていない。
科学的には、アインシュタインの一般相対性理論が時空の湾曲を許容しているため、過去へのタイムトラベルは理論上完全に否定できない。しかし、それを実現する技術の証拠は今のところ皆無。
タイムトラベラーを名乗る人たちは過去にも何人も現れたが、決定的な証拠を提示できた者は一人もいない。アーコン氏も例外ではなく、動画内で物理的な証拠は一切示していない。それでも「もし本当だったら?」と想像するだけでちょっとワクワクするのは、人間の性というものだろう。

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