トランプ側近が「なぜプーチンはまだ生きている?」と発言→ロ国営テレビが「こんなバカはアスファルトに転がせ」と脅迫
ロシア国営テレビの司会者ウラジーミル・ソロヴィヨフが、ドナルド・トランプ前大統領の側近として知られる活動家ローラ・ローマー氏に対して「アスファルトに転がしてやる」と脅迫めいた発言を行い、波紋を呼んでいる。
問題の発端は、ローマー氏がウクライナ訪問中に語った一言。キーウの聖堂で記者会見した彼女は「なぜプーチンはまだ生きているのか理解できない」と発言。これにソロヴィヨフ氏が週末の番組で激怒し、「バカ」「クズ」と罵倒した上で、「アメリカなら大統領の命運についてこんな発言をしたら即座にアスファルトに転がされる。今こそこのバカをアスファルトに転がすべきだ」と述べた。さらに「あのバカが自然に死ぬのを待てばいい」と付け加えたという。
寝苦しい夜が、これひとつで快適にAirio Pro ローマー氏といえば、かつてはウクライナへの軍事支援に反対し、親ロシア的な論陣を張っていた急転換した人物。ところが先日キーウを訪問し、ロシアのドローン攻撃で損傷した11世紀の修道院を前に「ロシアのプロパガンダに騙されていた」と認め、ゼレンスキー大統領との会談も実施。以降はウクライナ支援を訴え、ロシアの勝利はNATOそして米国を脅かすと警告する立場に変わっている。
この“寝返り”にロシア側は当然ご立腹。国営メディアは彼女を「裏切り者」と糾弾し、特に「プーチンがなぜまだ生きているのか」とウクライナ軍司令官に質問したシーンを問題視している。
ちなみにソロヴィヨフ氏は欧米の制裁対象者で、過去には欧州首都への核攻撃を示唆するなど過激発言で知られる“プーチンの拡声器”。今回の暴言も、親トランプ派の著名人が離反するのを何としても阻止したい思惑が見え隠れする。
ローマー氏はこれに対し、ロシア国営メディアを「売春婦」呼ばわりし、「ロシアはテロ国家。プーチンは欧州そして世界への直接の脅威だ」と反論。情報戦がますます泥沼化している。
戦況を見れば、ロシア軍は東部でゆっくり前進しているものの、犠牲は大きく、ウクライナ側の推計では直近期の月間ロシア兵死者は4万人超。一方でウクライナ軍もロシア領内の製油所を繰り返し攻撃し、燃料不足を引き起こしている。和平の兆しはなく、戦争は5年目に突入しようとしている。
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